1. HOME
  2. AIcareer
  3. AI時代に「なくなる仕事」「生き残る仕事」「生まれる仕事」とは?
AIcareer
AI時代に「なくなる仕事」「生き残る仕事」「生まれる仕事」とは?

AI時代に「なくなる仕事」「生き残る仕事」「生まれる仕事」とは?

AIcareer

「AIが普及すると仕事がなくなるって言われるけど、私が今やっている仕事も無くなっちゃうのかな?」
「これから仕事を始めるから、10年後20年後にもAIに奪われない仕事を選びたいよね。」

AI(人工知能)を搭載した製品やサービスが日常生活の中でも使われるようになり、AIの普及を実感すると共に仕事が失われていくことに危機感を感じている人もいるでしょう。

AIが普及していくことによって、仕事面で厳しい環境に置かれてしまう人もいれば、良い影響を受けられる人もいます。

AIの普及が「私たちの仕事に対して、どのような影響を与えていくのか?」「AIが普及しても仕事を失わずに上手く共存していくにはどうすればよいのか?」という点を確認していきましょう。

この記事を読むことで、AIが普及したとしても過度に仕事を失うことを心配する必要が無くなり、どのような備えをしておけばよいのか知って対策ができます。

AI時代に私たちの仕事はどうなるか?

AI時代に私たちの仕事はどうなるか?

AIが普及することで、私たちの仕事はどうなってしまうのでしょうか?

イギリスの名門大学が研究し、発表した内容を元に考えていきます。

20年後、AIは47%の仕事を奪う!?

イギリスのオックスフォード大学ではAIの研究に力を入れており、その研究チームが発表した論文には衝撃的な内容が掲載されていました。

仕事を楽に効率的にすることを目的として既に始まっているAIによる自動化によって、20年後には現在ある仕事の47%もがAIに奪われてしまうというものです。

これは全ての業種によって、47%ずつ無くなるという意味ではなく、特定の業種ではそのほとんどが置き換えられるという結論を示しています。

具体的にAIの普及によって奪われることが想定される仕事と、そうではない仕事について確認していきましょう。

AIの普及によって無くなる仕事の特徴と例

AIの普及によって無くなる仕事の特徴と例

まず初めにAIの普及によって無くなる仕事の特徴と具体的な事例を確認していきます。

  • 単純作業の繰り返し
  • AIの方が早く正確にこなせる

現在AIが担い始めている仕事の延長ではありますが、具体的な仕事名を見ると高給だったりなるのが難しかったりといった職業もあり、意外に感じる部分もあるのではないでしょうか?

人間とAIでは得意分野が異なり、苦手分野で頑張ることがいかに大変かというのが明らかになってきます。

単純作業の繰り返し

  • 商店のレジ
  • オペレーター
  • レストランの案内係
  • カジノのディーラー
  • ホテルの受付

もっともイメージしやすくAIに仕事を奪われるのが顕著なのは、難しくない単純作業の繰り返しをする業務で、一般的には仕事としても報酬が高くない仕事です。

例えば、商店のレジや質問に対するオペレーター業務です。

レジはAmazon goなどのレジ無しAIコンビニが既に実用段階に入っています。

また、オペレーター業務もそのほとんどを占める定型的な質問については、チャットbotが活用されています。

既に多くの方が、LINEのクロネコヤマトなど経験しているのではないでしょうか?

今はまだ一部ですが、このように定型的な作業を繰り返す仕事はそのほとんどがAIに置き換わるでしょう。

一部のトラブル対応や特殊ケースに対応せざるを得ない場合だけを人間んが担うようになると想定されています。

AIの方が早く正確にこなせる

  • データ入力作業
  • 銀行の融資担当
  • 保険の審査担当
  • 弁護士助手
  • 会計監査員

次にAIに奪われやすい仕事は、ルールは複雑だがAIの方が早く正確にこなせる仕事です。

ルールは複雑なので人間が身につけるまでの難易度は高いのですが、判断基準が明確な仕事はAIが得意な内容といえます。

一度ルールを覚えてしまえば、人的なミスは起こりませんし一瞬で判断できますので、品質と速度が圧倒的に向上します。

多くの事務作業はAIの方が早く正確にこなせる仕事に分類されるため、AIに奪われてしまう可能性が高いです。

また国家資格で高年収が期待される、いわゆる士業と呼ばれる職業にもAIが普及することで一部の人は仕事を失ってしまう可能性があります。

AI時代に無くならない仕事の特徴と例

AI時代に無くならない仕事の特徴と例

一方で、AIが進化していったとしてもこの先20年ではAIに奪われることはないと想定されている仕事もあります。

  • コミュニケーション能力が必要
  • 抽象的な知識・理解が必要
  • 感覚的なことや柔軟性が問われる

これらは、AIに奪われる仕事のように判断基準が明確ではなく、その場の状況次第で適切な結論が変わってくる業務です。

人間は感覚的に対応できていますが、現時点ではAIには同じような判断が難しいと考えられています。

コミュニケーション能力が必要な仕事

  • 介護士
  • 保育士
  • 看護師
  • セラピスト
  • 教員

介護士や保育士、看護師のように人と接する職業の場合には、コミュニケーションが必要不可欠です。

コミュニケーションを取る対象がさまざまで、状況に応じたコミュニケーションはAIでは柔軟な対応ができないと考えられています。

また対応する相手自身が、AIが相手という時点で拒否反応を示してしまう可能性があります。

もし自分がやり取りをする相手が、毎日AIばかりになることを想像すると、怖さと寂しさを感じる人が多いのではないでしょうか?

これらの理由から、もし技術的に可能になるタイミングがあっても、すべてがAIに置き換わるわけではなく補助的な役割にしかなれないでしょう。

抽象的な知識・理解が必要な仕事

  • 医者
  • メカニック
  • 心理学者
  • エンジニア
  • 歯科医

医者やメカニックなど、限られた情報からあたりを付けていき課題を解決していくような職業では抽象的な知識や理解、一般的に勘やコツと言われる能力が必要です。

AIもある程度、判断に柔軟性を持たせることは可能ですが、基本的にはルールや判断基準が明確でないと難しいのが現実です。

また「AIの判断によってミスが発生した場合の責任を誰がどのように取るのか?」といった点を決めていくことも、仕事を奪う上では大きな課題になります。

このような理由から、現時点では一部の作業をAIを活用して効率化しながらも、重要な部分は引き続き人間が対応する状況が続くでしょう。

感覚的なことや柔軟性が問われる

  • ミュージシャン
  • 画家
  • カメラマン
  • 探偵
  • セラピスト

特に芸術に関する分野や、探偵などの感覚的なことや柔軟性が問われる職業の場合には、AIに置き換えることは困難です。

人間であっても他の人には真似できない発想や感性が必要な職業は、今後いかにAIが発展したとしても無くなることはないでしょう。

一方で、AIが作る芸術の質も高くなっているのは事実なので、AIの芸術家と人間の芸術家が上手く共存するような未来が訪れる可能性もあります。

AI時代に新たに生まれる仕事

AI時代に新たに生まれる仕事

ここまで、AIの普及によって「既存の仕事がどうなるのか?」という観点で確認をしてきました。

一方で、AIが普及することで新しく生まれてくる仕事もあります。

新しく生まれる仕事に関する知識や経験、活用できるスキルを身につけておけば、新しい仕事を得るチャンスにつながります。

いくつか具体的な例を紹介しますので、確認しておきましょう。

散歩・会話の相手をする仕事

AIの普及によって、日常生活で人間同士が取るコミュニケーションの機会が大きく減っていきます。

一方で人間が健康的な生活を送るためには、多くの場合コミュニケーションが必要不可欠です。

そこで、AIの普及によって不足するコミュニケーションを補うために、一緒に散歩をしたり、会話をしたりするためだけを目的とした仕事が生まれるでしょう。

人間と機械の協働責任者

仕事の中には、人間とAIや機械が分担をして取り組んだ方が良い成果を得られるものがあります。

ある仕事をどのように割り振ったらよいのかを判断し、最適化していくのが人間と機械の協働責任者の役割といえます。

その仕事に対する深い知識に加え、AIや機械が何を得意としているかといった幅広い知識が必要です。

AI開発事業責任者

AIに関する開発事業に関して、営業や具体的な調整、開発といった仕事はAIを活用しながらも人間が主導していく必要があります。

総合的に監督し、推進するためにAI開発事業責任者が必要となり、特にAIが自身の売り込む営業は将来もできないと考えられている内容の1つです。

サイバー都市アナリスト

サイバー都市というのは聞きなれない言葉ですが、将来実現すると考えられている膨大なデータが大量に設置されたセンサーによって取得されるような都市です。

  • 取得したデータをどのように活用すれば人間の生活を便利に出来るか?
  • データに含まれる機密情報などセキュリティの管理

これらを担うのがサイバー都市アナリストです。

また、データの分析だけではなくどのようなデータを収集するか考えたり、設置の指示を出したりもサイバー都市アナリストの仕事と考えられています。

量子機械学習アナリスト

量子力学的な現象を用いて従来のコンピュータよりも、高速に難解な問題を処理できる量子コンピュータの開発がされています。

これらと機械学習を組み合わせることで、今までは解けなかったような現実の問題に対して高速に精度よく解決するような案を導き出す仕事です。

実現するかどうかは分かりませんが、AIと開発中の技術を組み合わせることで生まれる新たな仕事もあるでしょう。

AI普及時に仕事を失わないために必要なスキルと身につけ方

AI普及時に仕事を失わないために必要なスキルと身につけ方

ここまで、AIの普及による仕事の変化について確認してきました。

仕事を失ってしまうことを不安に感じている人は、今すぐにでも仕事を失わないために次のようなスキルを身につけるべきです。

  • AIを活用するための知識
  • コミュニケーションスキル
  • 柔軟な発想力

いずれも簡単ではありませんが、スタートはできるだけ早い方が選択肢は広がります。

AIを活用するための知識

AIに仕事を奪われるのではなく、AIを上手く活用するための知識を身につければ、AI普及前よりもステップアップできる可能性が高まります。

実際にAIやAIを用いたサービスを開発することができなかったとしても、AIを活用することで現在の仕事に付加価値を与えられる存在になれば問題ありません。

まずは、AIに関する知識を身につけ何が得意で何ができないのかを理解しましょう。

まずは、日本ディープラーニング協会のG検定など、資格試験に向けて体系的に学習していくのがおすすめです。

コミュニケーションスキル

AIに奪われない仕事の中でも、特に人間と人間がコミュニケーションを取ることの必要性について紹介してきました。

コミュニケーションスキルが高ければ、今の仕事に固執しなくても他の場で活躍できる可能性が高まります。

可能であればコミュニケーションが特に必要な仕事に活用できる資格を取得したり、心理学を学んだりすれば、新しいステップを踏み出せるでしょう。

人間の生活の根本にはコミュニケーションがありますので、どんな仕事をするのであっても向上させておきたいスキルです。

柔軟な発想力

AIには生み出せない新たなアイディアを生み出すためには、柔軟な発想力が必要です。

身につけるのは簡単ではありませんが、常日頃から関連する知識を積極的にインプットし、どうすれば状況を改善できるのかのアイディアを出し続けましょう。

繰り返し取り組むことで、考える力が身に付きますし、それが柔軟な発想力に繋がります。

AIを知り仕事の変化に対応するスキルを身につけよう

この記事ではAIの普及によって、今現在ある仕事がどのようになっていくのかを紹介してきました。

従事している仕事がAIに奪われるかもしれなかったり、具体的な職業名として出てこなかったりして大きな不安を感じている人もいるかもしれません。

まずは、AIが何を得意としていて、何ができないのか?という最低限の知識を得ることができれば、判断基準もある程度はっきりするでしょう。

またAIの得意不得意が分かれば、この記事で紹介した内容以外にもAIに仕事を奪われないために必要なスキルが明確になるはずです。

答えは一つではありませんので、自分が取り組みたいことと照らし合わせながら取り組んでいけると良いですね。