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【現役エンジニアに聞く】AIスクールの選び方。初心者はどう選ぶ?

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何か新しいことを学ぶとき、「スクールで学ぶ」という方法があります。

スクールはオリジナルカリキュラムのもと、体系的に学習することができ、なおかつ講師に質問ができるので、独学でありがちな「これって本当に必要なんだっけ…?」や「ここの箇所がどうやってもわからない…」というような悩みを解決してくれます。

しかし、スクールは受講料の面や自分のスケジュールとの兼ね合いで、なかなか入りにくいものですよね。

そこで今回はTRaiNZ MEDIAは現役エンジニア2名にAIスクールの選び方についてお聞きしました! 記事内では初学者がスクールを選ぶときに見るべきポイントやそもそもの学習方法なども紹介しています。ぜひスクール選びの参考にどうぞ!

本日お話を聞く現役エンジニアをご紹介

【丸岡 和人】1982年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科卒。学生時代より起業し、以来15年にわたり、小規模から大規模まで様々なシステム開発に携わる。未踏OB。マーケティング用に立ち上げたメディアの累計PVは4.5億PVを突破。直近では、データ分析コンペサイト“Kaggle”のハンズオンイベントを多数開催し、累計500人以上に機械学習技術の学習支援を行う。

【萩原裕希】高専から東京農工大学工学部に編入学し、大学時代は、画像生成ディープラーニングモデルの一種であるGANsや学習済みディープラーニングモデルを用いた教師なしクラスタリング手法の研究に従事。TRaiNZには学生時代からインターンシップとして参加しており、機械学習初学者のための学習システムのコンテンツ作成に携わっている。最近はKaggleのメダル獲得を目指してデータサイエンスについて勉強中。

AIを学ぶのに、そもそもスクールは必要?それとも…

スクールに通うことのメリット・デメリット

まずお聞きしたいことがあります。それはAIを学ぶのにスクールが必要かどうか。独学でも学ぶことができるんじゃないかと思い、スクールに通わない人も大勢いると思います。スクールと独学、それぞれの違いを教えてください!

萩原さん
まず、そもそも大事なことは「AIはあくまで目的ではなく、手段」だと認識することだと思います。AIというツールを使って何ができるのか?を勉強する際に意識したほうがいいですね。例えば、AIを使って株価を予想したいだとか、AIを使って画像を分類したいだとか。そういった目標を見つけるのがスクールか、独学かを考える前にまず大切なことだと思います。
萩原さん
その上でスクールと独学の大きな違いはやはり”メンターの有無”ですね。これは独学のデメリットでもあるのですが、学習に詰まったときにアドバイスをくれたり、勉強の方向性を一緒に考えてくれるメンターの存在がスクールで学ぶ最大のメリットだと思います

萩原さん
あとこれはスクールごとに異なると思いますが、「グループで学習できる」のも魅力ですね。お互いに情報をシェアし、高め合うことで学習効率も上がります。実際のプログラミングやシステム開発の現場ってチームプレーが基本で、スタンドプレーはあまり必要ではないんですね。その意味でスクールでグループ学習をすることは、エンジニアとしてのキャリア形成においてすごく重要かと思います。

では、独学で学ぶことについてはいかがですか?

丸岡さん
スクールと違って独学は自分の好きなように学習できるというメリットもある一方で、泥沼にハマりやすいというデメリットがあります。例えば、知らない山を登る時にガイドがいると楽ですよね。スクールはそのガイドの役割になると思います。

スクールに通う=成果が出るではない

なるほど。必ずしもスクールに通うことが良いわけではないのですね。

萩原さん
もちろん、スクールに入るのは初学者にとって多くのメリットがあります。まず、体系的に学習ができるということ。独学の場合、全体像をイメージせずに細部から手を出してしまうことが多いです。そのため、振り返ってみるとあまり重要でない箇所に時間を使い過ぎてしまったり、そもそもその知識っている?ということになりかねません。
萩原さん
その点、スクールの場合は目的に合わせてカリキュラムをカスタマイズできたり、メンターとの面談を通じて軌道修正もできます。そういう意味では初学者の方にとっておすすめと言えますね。

常に目標と自分のやってきたことを振り返る癖を。

萩原さん
他にも半強制的に学習する習慣がつくということです。独学の場合、明日やろうやろうとなってしまい、1週間何もやらなかった…ということもあり得ます。スクールの課題や講座の受講を毎日続けることで学習する習慣がつくというメリットもあります

AIを学ぶ際に必要なこと

スクールや独学以外にもオンラインセミナーだったり、無料講座だったり、AIを学ぶ方法はいくつもあると思います。学習方法を選ぶ上で必要なことは何ですか?

丸岡さん
そうですね、気をつけることは「最初から厳密に勉強しようとし過ぎない」ということです。書籍の1ページ目から一言一句数式まで全て完璧に理解しなければならない、、、とやってしまうと時間がかかる上に、効率が悪くなってしまいます。
丸岡さん
もちろん、そういった精読作業も大切になる時がくるのですが、初学者の場合はまずはネット上に転がっているサンプルデータを動かしてみたり、実際にプログラミングを自分で動かしてみたりというように、アウトプットを重視して学習した方が早いと思います

確かに、最初から細部に拘ろうとすると、時間もかかりすぎる上に、結局、効率的でなかった…ということもありますからね。萩原さんはいかがですか?

萩原さん
繰り返しにはなりますが、一番重要なことは「AIを使って何をするか?」を考えることだと思います。そうやってまず目的を明確にして、そのために必要な知識を幅広く集めて、その上でAIを学ぶ方法を考えた方が良いかと思います。スクールは無料体験コース、説明会があったり、独学用のテキストもさまざまな方が書評ブログを書いていたりするので、見つけやすいと思います。
丸岡さん
例えば、人が最初に言葉を覚える過程を思い出してみてください。小さい子どもは最初に両親の会話を真似て話しますよね。細かい文法や構文から覚える人はいないはずです。他の分野の学習も同じで、まずは実際に手を動かしてみて、そのあとで必要な知識をつけていく方が結果として効率よく学習ができると思います。

【エンジニアに聞く】スクールの選び方

その上でエンジニアの視点でスクールを選ぶとしたら、どのような点に注目すれば良いのでしょうか?

丸岡さん
スクールを選ぶ際に気をつけることはSNSなどで「実際に通っている人の話を聞く」ことだと思います。スクールの雰囲気や質というのはなかなか知ることが難しいので。あとは厚生労働省の「第四次産業革命スキル習得講座」に認定され、国から給付金が出るスクールもありますので(参考:厚生労働省専門実践教育訓練指定講座HP)、その辺りも確認すると良いでしょう。中には、内容に見合わない高額なスクールもあるので注意しましょう
萩原さん
まず、プログラミングなどが完全に未経験でこれからAIを学び始める!という方には「サポートが手厚いスクール」を選ぶのが良いと思います。最初から独学で始めるのも良いのですが、躓く可能性が高いかと…。そのような方は質問がしやすかったり、カリキュラムに初心者用コースなどがあるようなスクールが良いかと思います。
萩原さん
次に、ある程度プログラミングの経験があり、これからAIを!と考えている方ですが、このような方はまずは独学で学んでみることをおすすめします。著名なエンジニアの方がおすすめしているテキストなりを一度読んでみて、わからない箇所を特定したうえで、自分で講座をカスタマイズできるようなスクールを選ぶことをおすすめします。そうすることで時間もお金も節約して学ぶことができます。

エンジニアの選び方に基づいた、AIスクール6選

それではエンジニアからお聞きした選び方をもとに、おすすめのAIスクールをご紹介します! (なお順番については順不同で紹介させていただきます)

① Aidemy(アイデミー)

出典:https://premium.aidemy.net/?utm_source=aidemy&utm_medium=hp
(画像は公式サイトからスクリーンショット)

運営会社:株式会社アイデミー

料金:3ヶ月プラン¥480,000(税抜)、6ヶ月プラン¥780,000(税抜)、9ヶ月プラン¥980,000(税抜)

無料体験コース:有

特徴:「10秒ではじめられる人工知能学習サービス」でおなじみのAIdemyが運営するAIのPython特化型AIプログラミングスクール。「AIアプリ開発コース」や「データ分析コース」など全4種類によって自分が学びたいものを効率的に学習することが可能。また、自分の学習したいものに応じてコースのカスタマイズも。24時間チャットサポートや1回25分のオンラインメンタリングなどのサポートも手厚い。

② DIVE INTO CODE

出典:https://diveintocode.jp/ (画像は公式サイトのスクリーンショット)

運営会社:株式会社DIVE INTO CODE

料金:入会金¥181,819(税抜)、受講料¥798,000(税抜)

無料体験コース:体験クラス&説明会有

特徴:4ヶ月で自立自走できるエンジニアを育てる「機械学習エンジニアコース」。実務から逆算し”本当に”必要なスキルを学ぶこのコースは入校にあたって事前コーディングテストや面談を行う。入校後も2日単位の「Sprint」というサイクルを軸に学習を行い、4ヶ月で自立自走できるエンジニアを目指す。

③ TECHACADEMY(テックアカデミー)

出典:https://techacademy.jp/
(画像は公式サイトのスクリーンショット)

運営会社:キラメックス株式会社

料金:AIコース¥149,000〜(※受講期間に応じて。左記価格は4週間プランの場合)

無料体験コース:無料説明会有

特徴:パーソナルメンターとともに学習を行うTECHACADEMY「AIコース」。週2回マンツーマンでのメンタリング、毎日15~23時のチャット・レビューサポートによって集中的にAIを学習。TECHACADEMYではこのコース以外に「はじめてのAIコース」「データサイエンスコース」などもあり、自分の目的に応じて選ぶことができる。

④ AIJobColle(AIジョブカレ)

出典:https://www.aijobcolle.com/
(画像は公式サイトのスクリーンショット)

運営会社:エッジテクノロジー株式会社

料金:機械学習講座¥120,000(税抜)〜

無料体験コース:無料Web説明会有

特徴:「人工知能を本気で仕事に」を掲げるAIジョブカレ。カリキュラムや講師に力を入れ、受講生は全国で1800人を突破。カリキュラム修了時には就職支援も行い、仕事決定時には受講料のキャッシュバックも。

⑤ AI Academy(エーアイアカデミー)

出典:https://aiacademy.jp/bootcamp/
(画像は公式サイトのスクリーンショット)

運営会社:サイバーブレイン株式会社

料金:機械学習エンジニアコース オンデマンド動画¥64,800、オンラインマンツーマン¥180,000(※コースごとの詳細な価格はこちらから

無料体験コース:フリープランでの登録可

特徴:AI Academy Bootcampはデータサイエンティスト、機械学習エンジニアとして就業を目指す方向けのAI特化型オンラインブートキャンプ。目的に応じて3つのコースから選択し、講義動画、オンラインマンツーマンの演習授業などによって学習し、就業を目指す。受講終了後も300以上のテキストが見放題になるなどの特典も。

⑥ 侍エンジニア塾

出典:https://www.sejuku.net/
(画像は公式サイトのスクリーンショット)

運営会社:株式会社侍

料金:アドバンスプラン(一般)→¥580,000(税抜)、エキスパートプラン(一般)→¥980,000(税抜)

無料体験コース:有

特徴:「最短で仕事獲得へ。」というコピーのもと仕事獲得という目的達成を第一としたプログラミングスクール。仕事獲得に必要な「開発実績」や「モチベーションの維持」などのサポートが売り。AIコースではチャットボットやスマートスピーカーなどを土台にAIの実装を学ぶため、実務を意識した学習が可能。

まとめ:スクール以外にもAIを学ぶ方法

AIを学ぶ上で気になるその「学び方」。

この記事では「スクール」と「独学」についてお伝えしましたが、これ以外にもセミナーだったり、専門学校や大学で学び直す…という方法もあります。また、TRaiNZ MEDIAを運営するTRaiNZでは約1ヶ月間の短期集中研修で、AI未経験者をAIエンジニアに育成しています。もしご興味がある方は記事下・横のバナーをご覧ください。エントリーお待ちしております!